ドイツレベルの1/16 ポルシェ 356C カブリオレです。
昨年末の発売予定だったのが、ようやく発売となりました。
海外モノは発売が遅れることが多いので、まあそんなもんだろうなと思ってたのでそれほど待った感はないです。
ボディはこんな感じ。
先行して同スケールのクーペ版が発売されていますが、それとは一部パーツを共有しているようです。
たとえばメッキのこのランナーはクーペ版と共通です。
そのほか、エンジンのランナー(上写真左)も共通パーツとなっているようです。
クーペ版は接着剤不要のはめ込み式キットなので、これら共通パーツは接着剤不要となるようです。
ディテールは全体的にやや大味な感じがします。
といってもエレールのビッグスケールDSほどアバウトというわけではなく、やはり最新の金型だけあってそれなりのシャープさはあるのですが、それほど細かいディテールを追求したわけではなさそうな感じです。
ちょっと前に出てたイセッタ(ドイツレベル 1/16)と同程度のクオリティです。
なるほど、ドイツレベルはこのくらいの詰め込み加減でシリーズ化しようとしてるんだなと感じます。
ディテールをむやみに追求しないということは、それだけ開発コストをおさえることができ、ひいては価格がそこまで高くならずにすみます。
1/24では価格を抑えるにも限界があるので、いっそスケールをワンランク大きくして、単価は下がらないけどその分お買い得感を出すという路線なのかな、と。
といっても、1万円を超える価格はけして安いとは言えませんが。
(逆に、ほぼ同じ内容で価格が半分に近いクーペ版はかなりお買い得と言えるかも)
ドアは開閉可能です。
デカールは乗用車なのでメーターパネルやナンバープレートなど限られた内容ですが、一応シルクスクリーン印刷になっているようです。
少しだけ気になるのはヘッドライトのクリアーパーツの固定方法。
スナップフィットのクーペ版と共通なせいか、クリアーパーツのダボが思いっきり見える構造になっていること。
クリアーパーツから伸びるダボをメッキのリフレクターに刺す、という構造なのですが、正面から見ると黒い穴となって見えてしまうのです。
もちろん実車にはないので、この部分はちょっと気になります。
といってうまく隠す方法もないので、ここはそのままスルーになると思います。
う〜ん、スナップフィットのキットじゃないのに、共通化されているばっかりに弊害を受けるというのはちょっと残念。
今回は以上〜