先日発売されたハセガワの1/24 マツダ サバンナ RX-7 (SA22C) 前期型 リミテッドを作っています。
ビックバイパーやEx-Sなどを作りながら、スキマ時間を使って作ってました。
それほど真剣に作ったわけではなく、気軽にお手軽に作っただけです。
動画にはしない予定です。
動画にするとしたらもう一度作ります。
ボディ表面の下地処理はせず。
サーフェイサーも塗らず。
とにかく説明書通りに塗って組み立てて終わり。(の予定)
たまにこういう作り方をするのもとても楽しい。
いろいろアレコレ悩みながら作るのももちろん楽しいけど、何も考えずに細かいことは気にせずにサッと作るのもこれはこれで楽しい。初心に帰れるようで。
しかしこのキット、何気に作るのが難しいのではないかというところがちらほらある気がする。
たとえばこの排気管のパーツ。
実車の複雑なクネクネした部分を余さず再現しようしているのはスゴイと思うのですが、組み立ててるとちょっと「?」となる。
細かく組み立てる順番が書いてあるのは親切なのですが、さてはたして、F1、F2、そしてE4のパーツが互いにどのように接着されるのかはこれを見ただけではちょっとわからないと思います。
パーツには接着位置を示すモールドはあるものの、ダボがあるわけではなくイモ付け。
これが説明書の一コマ目。
このキットはこういう、設計者は真剣にディテールを追求しているんだけどその代償として作りにくくなってる、という箇所がこのあともいくつか出てきます。
窓ガラスのパーツは前と横が分割になっています。
しかし透明パーツの余白が少ない。。
これを接着剤をはみ出さずに接着するのはけっこう難しいと思います。
流し込み接着剤を使うにせよ、Gクリヤーを使うにせよ。
今回私は左右でそれぞれ接着剤を変えて接着してみましたが、どちらもピンとこず。
こりゃハセガワのフィニッシュシリーズの両面テープを使うしかないかな。
ちなみにパーツの合いはすばらしいです。バチピタです。
たとえばこれはタミヤのBRZの窓パーツですが、こちらは余白部分というか接着用のベロがついていて、この部分で接着すればいいようになっています。
これがあることで窓部分とは少し離れたところに接着剤をつけることになり、多少はみ出てきても窓部分までは出てこないようになっているのです。
そしてボディサイドの黒いモール。
この部分はボディとは別パーツになっています。
これは前期型と後期型でモールの断面形状がまったく異なることから、将来のバリエーション展開を考慮しての設計だと思います。
しかしここも接着しにくい。
はみ出さずに接着するのはけっこう難しい。
Gクリヤーはハミ出しても取り除けるとはいえ、100%完全に取り除けるわけではなく、ペタペタとやるときに届かないところは完全に取れなくなるのです。
ここもやはりハセガワのフィニッシュシリーズの両面テープを使うしかないのかも。
シートのデカール。
生地のテクスチャーをすべてデカールで再現するようになっています。
説明書ではこのようになっています。
基本的にすべて組み立ててからデカールを貼るような図になっていますが、その通りにすると肩の部分のデカール(14と20)を貼る時に苦労します。
14と20はヘッドレスト(K1とK2)の部分をよけた形をしていないので、K1とK2をシート本体に接着したあとだと、そのよける部分を現地でカットすることになります。
それはちょっと難しい。
ここはやはりデカール14と20を貼った後にヘッドレスト接着した方がいいと思う。
あと各デカールは、デカールどうしが重なる部分は多少余裕を持たせた形になっています。
それはありがたいのですが、重ねる順番を考えないと、生地の模様が変になります。
たとえばヘッドレストのデカール(16)は少し前後長に余裕があるのですが、シート本体のデカール(17)を先に貼った後にヘッドレストのデカールを貼ると上の画像の左シート(助士席)のようになります。
余分なところはカットすればいいのですが、すでに下にデカールが貼ってあるところで上に重なってるデカールだけをキレイにカットするのはちょっと難しいと思います。
学習してヘドレストのデカールを先に貼ったのが右シート(運転席)。
このシート本体のデカール17も貼るのが難しい。
曲面に合わせて貼るのでどうしてもシワがよるのは仕方ないとして、シワをなくしたり気泡を追い出したりしているうちにデカールがナナメってしまいました。
でもこれ、貼ってる最中は意外と気付きにくく、ナナメってる事に気づいたのはデカールが乾燥してからでした。アーメン。
まあ車内のことなので、ナナメってても完成後はそれほど気にならないかもしれませんが。
リアのブレーキランプは、フィニッシュシリーズを使ってみました。
クリアーオレンジとクリアーレッドのところは、塗装ではなく、フィニッシュシリーズを使っています。
ボディカラーは基本的に説明書通りのレシピで調合したものですが、色の源イエローの調合比率は倍くらいにしてあります。
説明書通りのレシピだと、思ってたより濃いめの緑になるようだったので。
そしてその上からGXスーパークリアーUVカットを塗っています。
今回は研ぎ出しはせず、塗りっぱなし仕上げです。
あとは少し残っているデカールとボディのエンブレムなどを接着すれば完成。
今回は以上〜