昨日が発売日だったモデルグラフィックス7月号(2015年)です。
いよいよ始まりました。
3号連続でF-14のキットが付録で付くという企画。
3号連続で買わないと、一機分のパーツがそろいません。
それが「マガジンキット」。
先日の静岡ホビーショーで実物を見る機会があったことはここに書きましたが、そこで「おや?」と思うパーツ構成があり、少し気になっていたのです。
ところが本誌の鈴木社長のインタビュー記事を読むと、「なるほど」となります。
たとえば背中のパーツが二つ入っている理由がよくわからなかったのですが、記事によれば、背中(スパイン部)のハッチオープン状態を他のキットにはないオリジナル要素として入れたかったのだとか。
しかし開閉選択式にすると、閉じた状態の時に段差ができてしまう。ゆえにスパイン部のパーツは開閉二つの状態のパーツを用意したのだとか。
詳しくはぜひ本誌を実際に読んでいただきたいのですが、キットに関するヨモヤマ話的なことをセットにできるのも、マガジンキットの強みですね。
箱に入った今までのスタイルのプラモもいいけど、こういうマガジンキット形式もおもしろいよね、と。
まあこれは記事中の「模型は茶道的なものになった」という部分の受け売りなんですが。
また、通常のキットに入っているようないわゆる「説明書」的なページももちろんあるのですが、一方で作り方のTips、ノウハウ的なページもふんだんに用意されているところもマガジンキットの強みと言えるのかも。
ひとまず1号目は手に入ったわけですが、まだ残り2ヶ月待たないとすべてがそろいません。
今からすでに残りの分が待ち遠しいです。