今月のモデルアート(2015年 9月号)です。
今月はF-14特集です。
作例数は4つと、そうやたらめったらと数があるわけではないのですが、しかしこれはかなりモデルアートらしくビシッと厳選した4種類、と言えそうです。
タミヤの1/32、ハセガワの1/48と1/72、そしてファインモールドの1/72。
現状で各クラスから最高と思われるF-14のキットを選んだ、という感じがします。
この中で1/48ハセガワの高橋浩二氏のピカピカのVANDYはさすがカーモデラー!
ちょっとこの作り方はあこがれます。
登場してから30年という、かなりのベテランキットのタミヤ1/32。
一部凸モールドなのと、コクピットのパネルがのっぺらぼうなのがちょっと残念なんですが、それ以外は完璧と言えるすばらしいキットですよね。
作例は奇をてらわず、凸モールドは彫り直し、コクピットはアイリスに換装という、実に正攻法な作り方をされており、非常に参考になります。
ハセガワの1/72の作例では、ディフレクター(空母甲板に床から出てくるジェットよけのアレ)の作り方が紹介されています。
そしてなんといっても注目なのはコレでしょう。
ファインモールドの最新F-14D!
もちろんモデルグラフィックスのマガジンキットのヤツです。
モデルグラフィックスとモデルアートといえば、一応競合同士ということになります。
しかしモデルアートとしても、たとえ雑誌キットとはいっても、キットはキット、プラモ総合誌としては取り扱わずにはいられまい、ということでしょうか。
これは言わば新快速と阪急が相互乗り入れするようなもの。(←でました、よくわからん例え)
プラモで言えばセンチネルをホビージャパンで扱うようなもの。
ていうか、このキットを紹介したいがために、わざわざF-14特集を組んだんじゃないの?と思えるくらい。
でも読者側としては、ひとつでも作例が多く見られるのはありがたいことです。
一方気になったのは、特集末尾に各社のF-14のキットの比較&紹介があるのですが、
タミヤ、ハセガワ、レベル、アカデミー、ホビーボス、ファインモールドは載ってるのに、フジミは?
もしかして、フジミの1/72 F-14って、絶版?
北澤センセーのネオヒストリックガレージは今月はフェアレディZ。
毎度のことながら、いろいろと勉強になります。
読んでいるとタミヤのフェアレディZが作りたくなってきます。
コレ、高校の時に作ったな~。・・・・・・完成しなかったケド。
そして、福井プラホビーコンテストのレポート記事が!
今年はアオシマの人が書いたみたい。
例年、参加したメーカーの人が順番で書いてます。
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